ラックシステム「お弔い」@ザ・スズナリ

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再演「お見合」以来のラックシステム。
１５周年記念ということで久しぶりに見に、スズナリへ。

「お正月」「お見合」でラックシステムの印象が止まっているので、今回のゆったり持ち味の中でミステリーの筋が通ってる構成は意外だった。
僭越ながら、わかぎえふさんにミステリーを書きこなす器量は・・・

• 故・赤坂さん　と　月影さん　が同一人物か否かというミステリーの肝が、終盤まであやふや。もっとメリハリ付けて展開させてこそのミステリーだと思う。
• 奥田さん(M.O.P.)演じるやり手の詐欺師がネタバレする下りが不明瞭。わざわざ１人芝居に持ち込んでの見せ場なのに、非常に勿体無い。

時代背景含めたテイスト的にM.O.P.に寄った印象があるし、何故リリパではなくラックシステムでこの本を下ろすのかが不明。
「お正月」の時のように、もっとほのぼの＆しみじみ出来るラックシステムが見たかったけど、ご無沙汰な自分には言う権利無しかも。