シベリア少女鉄道スピリッツ「もう一度、この手に」@王子小劇場

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当初、ショートコント集と聞いていたので、シベ少特有の「散々振った挙句の大オチ」というカタルシスが無さげで行くか迷っていたが、まさか中盤から役者の心情を説明するナレーター(しかもデタラメ)というレイヤーで伏線回収するという、今までに無いカタルシスを味わえるとは思わなかった。
こういうメタ展開は大好物なので、新年早々ホントに良いものを見せてもらった。土屋さん恐るべし。
敢えて苦言を呈すなら、ヨーロッパ企画石田さんのド関西人ネタは、似合わないにも程があると思う。かと言って、ここを埋められる関西の若手役者がいるかと言えば、なかなか居ないのも事実だが。