劇団M.O.P.「阿片と拳銃」@紀伊国屋ホール

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  • 劇団から先行のDMが届いた時は、あと3作で解散というショッキングなニュースに心動かされたものの、タイトルとプロットに今一引かれるところがなかったので、チケット発売はスルーしてた。e+からのメールで、今回の公演がディスカウント対象になってることを知り、いたたまれなくなって足を運ぶことに。
  • 戦前の上海、戦後の浜松の老人ホームを舞台に、男2人(小市漫太郎/三上市朗)、女1人(キムラ緑子)の愛憎劇をハードボイルドベースで描く。
  • ウェルメイドで、ステレオタイプ一歩手前のセリフ回しは、いつもながらさすが。それを受ける役者陣も円熟の域に入っていて、実に味わい深い。その中でも、小市さんと緑子さんは群を抜いて上手い。特に緑子さんの存在感は、近年見た様々な舞台の中でベストかも。
  • ディスカウントの挙げ句、客席は9割の入りというのは、寂しい気分に。
  • 最後の楽器演奏は、本人達も自覚してる通り蛇足かも。
  • 三上さん太った?