借りぐらしのアリエッティ@109シネマズMM横浜

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  • 絵のクオリティの高さ以外に引っ掛かる部分が皆無で、評価を語る以前の空虚な感覚に襲われる。「ゲド戦記」の感覚に近い。
    • ストーリー展開に全くフックが無い。エンディングについては「で?」って感じ。
    • 舞台設定を日本にする必然性が分からなかった。ケルト音楽が合わない事甚だしい。
    • BGMの使われ方がぞんざいな印象あり。特にオープニング。
  • そもそも、「もののけ姫」以後のジブリに語るべきテーマ性が欠如しており、それを突飛なプロットや、ストーリー外の力技で捻じ伏せて来たと捉えると、今作では力技が用意されておらず、肩透かし感に繋がっている気がする。