カイジ 人生逆転ゲーム@TOHOシネマズららぽーと横浜

http://www.kaiji-movie.jp/index.html
原作の持つ濃密な空気感と、ダイジェスト映画版という手法の組合せが最もしっくり来ないのが、この「賭博黙示録カイジ」だろう。
かと言って、現状のカイジのネームバリューから、所謂テレビ屋さん映画の規模感が必要と考えるプロデュースサイドの思考は理解出来るし、テレビ屋さん映画としては、原作の濃密な空気感はメジャー向きではないので、ダイジェストにしてスピード感を出すというチョイスをしたのだろうというのも理解出来る。
まとめると、このタイミングで映画化されたことが、カイジにとっては不幸だったのだと思う。ネームバリューが上がる前に、無名キャストで、限定ジャンケンのみ3時間で濃密に映画化してもらえれば、原作ファンは納得したと思う。