マッスルハウス8@後楽園ホール

qbert2009-05-04

http://www.ddttec.jp/muscle/
大半の伏線を置き去りにしつつ、あちこち発散するプロットに、マジなのかネタなのかテンションが一番やばそうなタイミングで噛む始末。
『偶然性の導入』という、ある種の逃げも撃ちつつ、スラムドッグ$ミリオネアのパロディで何とか盛り返したものの、エンディングでのガチの反省会でグダグダぶりが露見する後味の悪い幕引き。

お笑いとして見るなら、ピークアウト感が目立ち、迷走するのも仕方無いなあと思う。大王の言う「劇団が解散するメソッド」に乗ってる感じがする。
プロレスとして見るなら、未だに追随を許さない、ワンアンドオンリーな存在だと思うので、この路線でマンネリのまま続けるのがベストだと思うけど、坂井さんはそれが許せないんだろうなあと勝手ながら思う。