デンジャラスビューティー2@チネチッタ

【一部ネタバレ注意!!】
変身の経緯が微妙(主人公の恋愛を排除)、かつ変身の過程をすっ飛ばすという、前作のカタルシスポイントを外すやり口は、良く言えば挑戦的、悪く言えば無謀な賭けに見える。
リスクを侵して手に入れたものは、バディ(相棒)ムービーのフォーマットと、セレブの世界観だが、どっちも微妙かな。
ソファで寝るシーン、犯人との格闘シーンは定石ながら良く出来てた。
対して、事件解決後、お互い認め合うシーンとエンディングは、改善の余地あり。特にエンディング、なかなかのお膳立てにあのセリフは有り得ない。正に蛇足。