サンダーバード@チネチッタ

http://www.thunderbirds-movie.jp/index2.html
カタルシス皆無、つじつま合わないストーリーなど、原作ファンを踏みにじった上で、知らない人でも楽しめない、ここまで酷い映画も久しぶり。0.8ブレアか、0.9ホライゾン級。

褒め所は、タイトルバックのUKデザイン系のカッコ良さ(本編もこのままだったら良かったのに)と、上映時間の短さくらい。

映画マニア的には、グリーン先生の変貌っぷりと、ライカー副長の迷監督っぷりが失笑どころかも。
WORKING TITLE初の失敗作ですな。


まあ、サンダーバードスパイキッズ風で、という非クリエイティブサイドの要求通りに作ったとも見えるので、クリエイティブサイドを責めるのは可哀想な気もする。
元々、対立軸がハッキリしにくく、ガジェットを楽しむという「狭い」題材なので、地名度の割にはメジャー向きで無いと思うんだけど、実証された形に。